ハンドメイド作家のcaccio（カッチョ）です。
2019年のハロウィン衣装製作過程をシリーズでご紹介しています。
前回の記事はこちら↓
今回ご紹介するのは、細々とした小物類です。
きつねとたぬきの小物類のご紹介
前回までに衣装のご紹介をしてきたので、今回はその他の小物類をご紹介します。
その1.緑のたぬきのかき揚げ
息子が手に持っているのは、「緑のたぬき」に乗っているかき揚げです。
最初は小さくして頭とか体にくっつけようと思っていたのですが、どうにも目立たないし何だか分かりにくい・・・（＾＾；）
「だったらビッグサイズにして手に持たせたらかわいいんじゃない？」と思い付いた私。
早速製作に取り掛かりました。
土台は通販で物を買った時に入っていた緩衝材の大きな紙とプチプチです。
それを丸い形に重ねて、ふっくらとした厚みを出しました。
その周囲を天ぷら色の模造紙をくしゃくしゃにして広げた物で包むと、かなりそれらしくなりました。
本物のかき揚げにはエビと青のり？と思われる赤と緑の部分があるので、折り紙をちぎってのりで貼っています。
その2.赤いきつねの油揚げ
衣装のデザイン画をTwitterに載せた時に、ハンドメイド仲間さんから「（弟くんはかき揚げを持っているけど）お姉ちゃんはお揚げを持たないんですか？」と聞かれました。
何十年も赤いきつねを食べているのに、あんなに大きい油揚げが乗っている事をすっかり忘れていたのです（＾＾；）
確かにたぬきが持っているのなら、きつねも持っていた方がバランスもいいしかわいい！
なので油揚げも作る事にしました。
油揚げは、普段商品の発送に使っている大きな茶封筒を使用しました。
茶封筒を一度くしゃくしゃにして油揚げの質感を出し、中にプチプチを入れてふっくらさせました。
遠目から見ればそれなりに油揚げっぽく見えるように出来たと思います。
その3.かまぼこパッチン留め
娘の髪にうどんに入っているかまぼこを飾りで付けたいと思い、作りました。
よくよく見るとかまぼこってピンクと白でかわいいデザインですよね（＾＾）
これは白くてツルツルした表面の厚紙を、2枚重ねて貼り合わせました。
ピンクの所は水性サインペンで塗っています。
出来たかまぼこを市販のシンプルなパッチン留めに、ボンドで貼り付けて完成です。
最初はフェルトで作ろうと思っていたのですが、かまぼこのツルツルした質感を出す為に厚紙にして正解でした。
実は息子用のかまぼこも作ったんです。
デザイン画に耳の所にヘッドフォンみたいな大きいかまぼこがありますよね？
あの通りに作ってたぬきの耳のカチューシャに両面テープで貼り付けたんです。
これも良く出来て私は気に入っていたのですが、当の息子が「耳が暑い！」と言って嫌がり、結局ハロウィンイベントに行く途中ではがしてしまいました（＾＾；）
大人なら多少我慢できますが、子供のコスプレは着心地も大事ですね。
その4.上履き
デザイン段階で靴については「足袋にわらじがベストですが、そこまで手が回りますことやら」と書いていました。
予想通り、子供用の足袋やわらじを探すまでの余裕がありませんでした（T▽T）ｱﾊﾊ
しかし、いつものスニーカーだと、和風に仕上げた衣装の雰囲気が崩れてしまいます。
なんとかお金をかけずにそれっぽいものは出来ないだろうか・・・。
そうこうしているうちにふっと閃いたのが「そうだ！ゴムの部分がカラーの上履きだったら、シンプルだし、赤と緑も売ってるし、ハロウィンの後も学校や幼稚園で使える！」というアイディアでした。
早速買ってきた上履きを衣装と合わせてみますと、赤と緑がまるであつらえたようなしっくり感！
我ながらナイスアイディーア（＾皿＾）
欲をかいて出来るだけ長く履けるように少し大きめを買ってしまったので、つま先にはティッシュを丸めて詰めました。
オリジナルキャラの足元に上履き、おすすめです。
次回はいよいよハロウィンイベントレポをお届け！
以上、赤いきつねと緑のたぬきの衣装のご紹介でした。
次回はいよいよこの衣装を着て参加した、池袋と川崎のハロウィンイベントの様子をご紹介したいと思います。
のんびりしてたらすでにハロウィンシーズンは終わってしまいましたが（＾＾；）、もう少しお付き合いくださいませ。
それでは、また。
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