ハンドメイド作家のcaccio(カッチョ)です。
2019年のハロウィン衣装製作過程をシリーズでご紹介しています。
前回の記事はこちら↓
今回は完成した衣装を着て遊びに行った、池袋と川崎のハロウィンイベントの様子をご紹介します。
目次
池袋ハロウィン・コスプレフェス2019へ
10月頭に思い付いて突貫工事で仕上げた今年のハロウィン衣装。
10月26・27日のイベント週末の3日前くらいに、やっと出来上がりました。
27日(日)の川崎で開催されるイベントをいつもメインに考えているのですが、着心地や修正点を試すために、前日26日(土)の「池袋ハロウィン・コスプレフェス2019」へも行ってみる事にしました。
実は26日は小3の娘の学芸会がありまして。
昼間は泥棒、夜はきつねうどんの妖精のコスプレをする事になった娘(^^;)
実際に出来上がった赤いきつねの衣装を着せてみますと、想像以上のかわいさ&面白さにcaccio大満足(^^;)オヤバカヲユルシテ
しかし当の娘は「え~・・・本当にこれ、かわいいの~?」と半信半疑のご様子。
ワンピースやドレスのような見慣れた形の服ではないので、いまいちノリが良くありませんでした。
そんな姉とは裏腹に、緑のたぬきの年長息子はテンションアゲアゲでコスプレを楽しんでいます。
親の「パッちゃんかわいい!ぽんぽこたぬきちゃん!」という言葉を、まだ素直に信じてくれる年なのです。
そんなきつねとたぬきを連れて、家族4人で出発しました。
最寄り駅のエレベーターに乗っている時に娘をふと見ると、なんと手に持っているはずのビッグ油揚げオブジェがありません!!
慌てて元来た道を引き返す私達w
500mくらい戻った交差点の所で、ご丁寧に電信柱に立てかけてある油揚げを見つけました(T▽T)ヨカッター!
誰かが見つけて立てかけてくれたんでしょうかねえ。
パッと見ただのゴミみたいな物ですから、捨てられてもおかしくない所でした。
立てかけてくれた人もまさか油揚げだとは思わなかったでしょうねえ(^^;)
今年の衣装を詳しくご紹介します
電車に乗って池袋に到着しました。
駅についてもコスプレをしている人があまりいなくて「あれ?今日って池袋でハロウィンイベントやってるんだよね?・・・」と少々不安になるcaccio家。
半信半疑でサンシャイン池袋へ向かうと、近づくにつれてちらほらコスプレをしている人が目立ってきました。
どうやらイベント会場は駅から離れた公園にあるので、皆さんそちらの方に集まっているようです。
私達はコンテストのようなものに正式に参加する訳ではないので、会場にはいかずサンシャイン池袋で行われている子供向けのイベントに参加する事にしました。
サンシャインの中にはフォトスポットがあったので、まずは記念撮影です。
今年の衣装「赤いきつねと緑のたぬきの妖精」を詳しくご紹介しますね。
その1.赤いきつねの衣装
うどんの妖精なので、昔の和服の「水干(すいかん)」を基調としました。
肩の所が割れていて、中の腕が見えるのが特徴です。
胸のパッケージは本物をスキャンし、アイロンプリントペーパーで転写しました。
袖口には切込みを入れて、白いリボンを通してあります。
肩の所には菊綴(きくとじ)という、糸を束ねて作った飾りが付いています。
下は牛若丸がはいているようなふんわりしたズボンをイメージし、長めのカボチャパンツを作りました。
帯も手作りです。赤と白の生地はシーチングという綿の生地を使っています。
耳は適度な生地が見つからなかったので、きつね色のネックウォーマーを買ってバラして使いました。
同じ生地でしっぽも作りました。
耳の白い部分とレッグウォーマーは家にあったファー生地を使っています。
髪にはボール紙で作ったかまぼこのパッチン留め。
靴は赤いふちどりがある上履きを履かせました。
手には茶封筒で作った油揚げのオブジェを持っています。
その2.緑のたぬきの衣装
緑のたぬきも基本は同じです。
耳としっぽは家にあったファー生地を使い、黒い模様は油性ペンで手描きしました。
かき揚げのオブジェは緩衝材の紙とプチプチを黄色い模造紙で包み、赤と緑の折り紙でデコレーション。
なかなか笑える小道具になりました。
サンシャイン池袋のハロウィンイベントに参加
いよいよハロウィンお菓子イベントです。
参加料200円を払うと自分で紙製のお菓子ボックスを組み立てられ、それを持ってサンシャインの中の決められた店舗に行くとお菓子がもらえるというもの。
早速ボックスを組み立て、館内を巡りました。
お店について「トリックオアトリート!」というと、チェックシートにお店の人がハンコを押してお菓子をくれます。
中には子供達の衣装を「すごーい!かわいいー!」と褒めちぎってくれるお姉さんもいて、かわいいかどうか半信半疑だった娘も徐々に「あ、これ、大人から見るとかわいいんだ・・・」と信じてくれた様子(^^;)
ボックスにお菓子が入りきらないほどもらって、ほくほくして帰りました。
川崎ハロウィン2019へ遊びに行く
次の日、10月27日(日)は、毎年楽しみにしている川崎市のハロウィンイベント「カワサキハロウィン2019」です。
車道を封鎖して行う、日本最大級のパレードがメインイベント。
昨年はパレード参加者2200人、沿道の観客は12万人もいたそうです。
我が家も毎年子供達に仮装させて、パレードを見物に行っています。
また周辺の商業施設では子供にお菓子をくれる企画等もやっているので、それらも参加したい所。
しかし、当日朝になって昨日着た衣装の気になる所を直し始めてしまいました(^^;)ゼンジツノヨルヤットケ
修正箇所は以下の通り。
- 水干の袖が腕にぐるぐる巻きついて乱れてしまうので、縫わずに開けておいたそでの後ろ側を縫った。
- 袖口のリボンがすぐほどけてしまうので、堅結びにした。
- レッグウォーマーのゴムがゆるくてたるんでしまうので、ゴムをきつくした。
そうこうしているうちに時間はあっという間に10時。
慌てて川崎へ向かいましたが、時すでに遅し。
商業施設のお菓子はどこも配り終わり、終了となっていました(T▽T)コドモタチゴメンネ・・・
お菓子イベントを狙っていく方は、朝早く出発する事をおすすめします。
気を取り直してお昼ご飯でも食べようかとなりましたが、川崎の街は人・人・人で大賑わい!
どこを見てもレストランには行列ができ、全然入れません。
げんなりしながらアーケード街の方に行くと、定食屋さんの大戸屋が少しだけすいていたので即決定。
なんとかお昼にありつく事ができました。
これはその時のうどんを食べるそばの妖精ですw
道行く人たちのリアクション
お昼を食べ終わり、そろそろ観賞場所へ行こうとなりました。
カワサキハロウィンの日は、パレード参加者以外にも仮装をしている人が多く、そういう人達を眺めながら街を歩くだけでも楽しいです(もちろん私達もその中の1人^^)
道を歩いていると、子供達の仮装に気付いた人が「・・・・赤いきつねと緑のたぬき!」と、一瞬間をおいてからフルネームを早口で言うのが面白かったです(^^)
赤と緑で目立つのですぐ目に留まるのですが、最初は何のキャラか理解できないんですよね。
それで、胸のパッケージと耳やしっぽを見て「・・・分かった!」と思うと、つい口に出てしまうようでした。
たまに「あっ!どん兵衛だ!」と言われる事もありました(^^;)
CMの「どんぎつねさん」のイメージが強いんでしょうね。
会社が違いますよ~。マルちゃんですよ~。
カップ麺のコスプレだと気付いてもらえると「かわいい~」と言ってもらえる事も多く、今年はオリジナルキャラで大丈夫かな?と思っていた私もほっと一安心。
特に今年は有名なカップ麺のキャラのせいか、おじさんおばさんくらいの年齢の方にも気付いてもらう事が多かったです。
大学生くらいの男子グループが「あれって・・・だよな?」なんて話しているのを見ると、有名商品の擬人化も楽しいなあと思いました。
日本最大級のパレードを鑑賞する
私達がパレードを見たのは、大通りを過ぎてUターンする辺りの小道です。
大通りは人垣が多すぎて子供達が見れないので、いつも比較的すいている小道に来るのです。
ここだと目の前でパレードが見られますし、仮装している参加者の方が手を振ってくれたりして楽しいんですよ。
カワサキハロウィンのパレードは、大きなスピーカーを乗せたフロートが先導し、大音量で音楽をかけながらいくつかのグループに分かれた仮装者が歩いてきます。
今年はそのフロートに私の好きな「東京ゲゲゲイ」というダンスグループが乗っていて、キレッキレのダンスが目の前で見れたものですから興奮してしまいました。
子供達は大きな音とたまにくるホラーな仮装の人に若干引き気味(^^;)
私が「ほら!もっと前に行って見なよ!」と言っても「ここでいい!」と一歩下がった所で見てました。
パレード参加者の中にもたまに「あっ!赤いきつねと緑のたぬきだ!」と気付いて手を振ってくれた方もいたのですが、仮装が怖すぎて固まる我が子たちw
手を振ってくれたお兄さん、お姉さん、ごめんなさいね(^^;)
今年も趣向を凝らした仮装がたくさんで、とても見ごたえのあるパレードでした。
フォトスポットで写真を撮って、今年のハロウィンイベントは全て終わりました。
擬人化キャラの面白さにハマった2019年
今年は仮装するテーマがなかなか決まらず、ふと思い付いた「カップ麺の擬人化」が上手く出来てよかったなあと思います。
オリジナルキャラは見本が無いのでデザインする手間はありますが、その分自分の好きなように作れて、多少の難は気にしなければOK!という事で、楽しく作る事が出来ました。
私のハンドメイドショップのコンセプト「おもしろかわいいこども服」を、うまく表現できた作品になったなあと思います。
来年のハロウィンも何か面白い擬人化キャラを作ってみようかなあ・・・夢は広がりますね(^^)ウフフ
例年ですと最後に地域の文化センター祭りで行われているポートレート撮影があり、そこで衣装を着せて家族写真を撮っていました。
しかし今年はその文化センターが改修中でお祭りも無いので、そのうち公園ででも記念撮影してこようかと思います。
今年も長い間ハロウィン衣装作製レポを読んでいただき、ありがとうございました!
※シリーズを最初から読みたい方はこちらからどうぞ↓
※2018年の衣装製作の様子はこちら↓
※2017年の衣装製作の様子はこちら↓
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