プロジェクト・リュックス～理想のリュックサック作製計画・その8～

リュックサックの生地を裁断しました
最初の型紙案からの修正点
次回は縫製に入っていきます！

リュックサックの生地を裁断しました

ハンドメイド作家のcaccio（カッチョ）です。

「理想のリュックサックを作るという計画」プロジェクト・リュックス。第8回目の記事となります。最初に確認しておきますが、「理想のリュックサック」というのは人それぞれ違いますよね。人によって持ち物は違いますし、色やサイズなどは本当に好みが分かれる所です。なので、これは“caccio個人にとっての”理想のリュックサック、というようにお見知りおきください。

前回までの記事はこちら↓

プロジェクト・リュックス～その1～
プロジェクト・リュックス～その2～
プロジェクト・リュックス～その3～
プロジェクト・リュックス～その4～
プロジェクト・リュックス～その5～
プロジェクト・リュックス～その6～
プロジェクト・リュックス～その7～

第8回の今回は、リュックサックの生地を裁断したお話です。今回はなにせパーツが多いので、生地にチャコペンで製図して切るだけで半日ほどかかりました（＾＾；）

しかも帆布という厚い生地なので切るのに力がいるし、ハサミもスムーズに動かなくて結構苦戦しました。まずは切った生地をご覧ください。濃紺帆布のパーツがこちら↓

黄色帆布のパーツがこちら↓

パンダ柄裏地のパーツがこちら↓

リュックサック一つ作るのにこれだけのパーツが必要となります。これ以外にもショルダーベルトのテープや移動カン、マグネットボタンに厚地用ミシン糸などなど・・・。正直、生地を切りながら「これは、多少妥協して既製品を買った方が良かったのでは・・・(-ω-；)ｳｰﾝ」という考えがチラリと頭をよぎりましたｗでも、完成したら達成感はすごそうです。理想的なリュックサックを作るため、くじけず頑張っていこうと思います。

今回はなにせパーツが多いので（2回目＾＾；）、どれがどの部分か分からなくならないように付箋にパーツ名を書いて取れないようにマスキングテープで貼りました。これは全部裏面に貼ってあるので、見分けが付きにくい帆布の表裏が分からなくなるのも防ぎます。

帆布は基本的に表裏の区別があまりないようなのでどっちを使ってもいいらしいのですが、1つの作品の中で表裏をごちゃ混ぜで使っちゃうと質感の差が出て目立つので、必ず表に出す面は統一するようにします。切る前に貼っておくと間違いありません。↓

最初の型紙案からの修正点

さて、設計図を見ながら生地を切っていたら、途中で修正した部分が何か所かありました。

1.財布ポケット布のサイズを決定

左まちに財布ポケットファスナー口を付けると書いていたのですが、そのポケットの布の大きさを決めていませんでした。ポケット口の長さを18cmとしたので、縫いしろ込みで縦20.5cm、横52cmとしました。

2.左ショルダーかぎポケット布を2枚に変更

左ショルダーベルトにつけるかぎポケットですが、最初は1枚の布を半分に折って、ファスナーの片方をポケット布に、片方をショルダーベルトに付けられないかと考えていたんですね。しかし私の技術ではどう考えても難しかったので、かぎポケットはマチ無しの細長いポーチを作り、それをショルダーベルトに縫い付ける事にしました。その為に1枚だったポケット布をサイズを変えて2枚にしました。

表側の布は目立たないように濃紺帆布を使いますが、厚みが出過ぎないように裏側の布は他の薄い布にしようと思います。