ハンドメイド作家のcaccio(カッチョ)です。
私は中1の頃から「BARBEE BOYS(バービーボーイズ)」というバンドのファンです。
先日バービーのラジオで私が送ったメールが読まれるという、とても嬉しい出来事がありました。
これを機に「そういえば長い事ファンをやってるなあ」と思い返し、今までどのような出来事があったのか、どのような思いで過ごしてきたのかをまとめてみようと思いました。
音楽の専門的な事は分かりませんし、詳しい年表的なものはネットにたくさんありますので割愛します。
昔からのファンの方には「ああ、そういう事あったよね」と懐かしがってもらえるような、最近ファンになった若い方には「当時はそんな感じだったんだ」と思ってもらえるような、エピソードトークっぽいものだと思ってご覧ください。
今回はハンドメイドは一切関係ありませんが(^^;)、もしご興味あったらバービーガチオタwの30年の歩みを読んでみてください。
目次
BARBEE BOYSのファンになったきっかけ
私は1977年生まれで、6年生の頃俳優の三上博史が好きでした。
当時トレンディードラマ全盛期で、彼が出ているドラマを良く見ていたのです。
1989年10~12月に放送されていた「愛しあってるかい!」というフジテレビの学園ドラマで、陣内孝則・柳葉敏郎と共に先生役でバービーのボーカル・KONTA(コンタ)さんが出ていました。
私はKONTAさんの事を三上博史だと思い込み(当時顔が似てたんです^^;)、ずっとドラマを見ていました。
1990年、中学1年生になった私は部活の友達と好きな芸能人について話していました。
するとその友達が「あれは三上博史じゃなくて、BARBEE BOYSというバンドのボーカルの人だよ」と教えてくれました。
ずっと三上博史だと思い込んでいた私はショック!(T▽T)
しかしすごく好きな役だったのでBARBEE BOYSというバンドが気になり、近所のレンタルCDショップでシングルを借りてきました。
当時の私はBARBEE BOYSというバンド名と「目を閉じておいでよ」という曲名ぐらいは知ってたので、あの紫色の8cmシングル(懐かしい!)を選びました。
初めてバービーの曲を聞いた時の衝撃たるや!
それまで音楽と言えばアニメソングくらいしか聞いてなかった中1の私にとって、大人っぽい歌詞や男女の掛け合いボーカルがすごく印象的だったんです(多分歌詞の本当の意味は半分も分かってなかったと思いますが・・・^^;)
特にドラマでずっと聞いていたKONTAさんのハスキーな声に魅了されました。
中学生のささやかなファンライフ
それ以来すっかりバービーにハマり、アルバムを1つずつ順番にレンタルしてきてはカセットテープにダビングして聴く日々(まだアルバムを買うお金は無かったんです。30年前なので許して・・・m(_ _)m)。
確か一番最初に借りたアルバムは「目を閉じておいでよ」が収録されている「√5」でした。
1曲目の「ト・キ・メ・キ」のイントロのワクワク感、たまらないですよね。
ただ、BARBEE BOYSって私の世代よりはちょっと上の世代のファンが多いバンドで、同級生でバービーが好きだという子はほとんどいませんでした。
まだ中学生でLIVEにも行けないので、一人夜勉強する時に聴いたり、歌番組でバービーが出るのを楽しみにしたり、雑誌を立ち読みしたり、その程度しか出来ませんでした(ちなみにミュージックステーションで「あいまいtension」を歌ってるのを見たのをすごく覚えてます)
生まれて初めて買ったCDもバービーでした。
1990年10月10日発売のシングル「あいまいtension」です。
このCDは「立体あいまいアート」と言って、発泡スチロールで出来た文字のシールを自分で貼って完成させる斬新なもの(^^)未だに大切にとってあります。
いつの間にかBARBEE BOYS解散っ!!
このように一人ひっそりとバービーを応援していた私。
あれは多分1992年2月くらいの事でしょうか。
中3になっていた私は、兄の部屋である音楽雑誌を見つけました。
「バービー載ってるかな~♪」とウキウキとページをめくっていくと、私の目に飛び込んできたのは
「バービーボーイズ、散る!」
という大見出し。
ちょっと待って、散るってどういう事!!???
慌てて記事を読み進めると、なんとそれはバービーの解散LIVEの記事でした・・・(T△T)ビエエー!
当時まだネットも無く、中学生の情報源と言えばテレビと雑誌くらいのもの。
そう、BARBEE BOYSは1992年1月24日、私が気付かぬうちに解散していたのです・・・。
「高校生になったらLIVE見に行くぞ~」なんて思っていた無邪気な私の思いは、一度も果たされる事なく解散してしまいました。
生まれて初めて好きになったバンドが、一度もLIVEを見る事なくなくなってしまう。
この事は今後何年にも渡って私に後悔の念を抱かせました。
もう存在しないバンドを追い求める日々
解散したからと言ってバービーへの思いがすぐになくなる訳もなく、それからも私はバービーを聴き続けました。
高校、大学と進みお金がいくらか自由になってくると、レンタルで済ませていたアルバムやLIVEビデオ、雑誌を買い集めだしました。
楽器が弾けないのにスコアブックも買いました(^^;)
よく行っていたのは神田の古書店街や、下北沢の音楽関係の雑誌が多い古書店です。
解散してしまうと普通のCDショップにはCDやビデオがなくなってしまうんですね。
なので古書店へ行って、シングルやアルバム、ビデオ、雑誌を見つけては買っていました。
まだヤフオクもAmazonもない時代、まるで宝探しのようでした。
一度「BARBEE BOYS LIVE June 5th,1990」というLIVEビデオを見つけた時、値段が高くて(確か5千円くらい)買うのをためらった事があるんです。
でもやっぱり欲しくて数日後に見に行ったら売れてしまっていて、その後1年ぐらい見つけられなくて非常に後悔した事がありました。
今はYouTubeでいつでも映像が見られますもんね、良い時代になりました。
また、「BARBEE BOYS STARS ON」というLIVEビデオのかっこいいシーンを、短い間隔で巻き戻しと再生を繰り返して見ていた時。
急にビデオデッキから「ガガガガッ!!」って音がして、恐る恐る取り出してみたらテープがビローンってぐちゃぐちゃになって出てきましてね・・・。
あの時は隣りの部屋から母が「どうしたのっ!?」って飛んでくるぐらい絶叫しました(^^;)
なにせ高価だし希少なビデオだったので、あの時の絶望感って言ったらなかったです。
当然その部分は映像が砂嵐になってしまい、後年DVDで再発売されるまではそれを我慢して見てましたねえ・・・。
今のブルーレイ世代には無い悲しい思い出ですw
あと、高校の入学祝いにバービーがCMに出ていたオリエントの「YOU」という腕時計を買ってもらい、すごく嬉しかったのに1週間くらいでなくした事もありました(T△T)
あれも悲しかったなぁ・・・。
こういう記憶って忘れませんね。
こちらがその当時買い集めた私のコレクションです↓
初めて武道館で生のKONTAさんを見る
CDやビデオばかりを見聞きして過ごした時代を経て、ついに憧れのKONTAさんを生で見る機会がやってきました。
それは、1993年10月20日のKONTAさんソロデビューツアーの武道館LIVEです。
チケットをどうやって買ったのか全然覚えていませんが、多分お小遣い貯めて買ったのかなー?
当時チケットぴあの窓口に朝から並んで買ってましたね。
ファンになってから3年、やっと生でKONTAさんの歌を聴いた時は感動しました(T▽T)
確かまだアルバムが1枚しかなかったので、バービーのソロ曲(杏子さんパートが無い曲)も歌ったような気がします。
ソロデビューアルバム「F ACT」はめちゃくちゃ聴いてました。
高校時代はバービーのアルバムとKONTAさんのソロアルバムばっかり聴いてた気がします。
でもまだ高校生でお金が無かったので、LIVEは武道館に行ったきり。
高3の時には杏子さんが「福耳」で「星のかけらを探しにいこう」を歌ってて、「バービーの杏子さんだ!」と興奮したのを覚えていますね。
KONTAさんの影響でミュージカルにハマる
そして高校を卒業する1996年の春休み。
2回目のKONTAさんソロLIVEに行く事になりました。
今はもう閉館した「日清パワーステーション」というLIVEハウスで行われたLIVEです。
武道館から2年半ぶりのLIVEで、とても印象に残っています。
またその春休み中、KONTAさんが出演した「THE ROCKY HORROR SHOW(ザ・ロッキー・ホラー・ショー)」というミュージカルも見に行きました。
これはKONTAさんが掲載されていた雑誌の片隅に「リフ・ラフ役で出演」と小さく書かれていたものです。
当時私は学校の舞台鑑賞会のようなのでしかミュージカルを見た事がなく、「これは本当に面白いのだろうか?私が見て理解できるのだろうか?」と半信半疑でした。
今ならすぐネットでどんな内容なのか調べられますが、当時はまったく情報が無かったので行こうかどうしようかすごく悩んだのを覚えています。
でも結局「KONTAさんが出るのだから面白いに違いない!」と思って、えいやっ!と渋谷のパルコ劇場に見に行きました。
それは、私にとってものすごい衝撃的な舞台でした。
主役が「すかんち」というバンドのボーカル・Rollyで、なんとも毒々しくて騒がしくて狂気じみててギャグも満載という内容なんです(詳しくはググって!)。
18歳だった私は七色に輝く美しい照明や楽しい音楽、きらびやかな衣装、そしてもちろんKONTAさんの素晴らしい歌声に魅了されました。
どれぐらいハマったかと言うと、その年入学した大学で「ミュージカル研究会」というサークルに入って自らも演劇を始めてしまうくらいでした(照明をやるつもりで入ったら人数が少なくて演者になっちゃったんですけどね^^;)
その後2000年までに3回再演されましたが、全部見に行きました。
そしてもう一つ、KONTAさんが出演した素晴らしいミュージカルが、1998年初演の「RENT(レント)」です。
主演がTM NETWORKの宇都宮さんと山本耕史さん、KONTAさんは少し意地悪な大家のベニー役でした。
このミュージカルも楽曲がどれも素晴らしく、ストーリーも感動的ですごく好きになりました(内容はググって!損はさせないから)。
どれくらいハマったかと言うと、新婚旅行でニューヨークのブロードウェイに本場の公演を見に行ったぐらいです。
KONTAさんがミュージカルに出ていなければ、これらの作品を見る事もなかったでしょうし、その他の面白い作品を知る事もなかったと思います。
一生楽しめる趣味を教えてくれて、本当に感謝しています。
ひたすらバービーの再結成を待ち続ける20代前半
大学生、社会人になるとお金にも時間にも融通が利くようになったので、メンバーのソロ活動によく参加してました。
KONTAさんのソロLIVEはよく行きましたね。
劇作家のブレヒトの曲だけ歌う難しいLIVEや、カバー曲を歌うLIVEもありました。
安室奈美恵の「Try me」をバラード調に歌ったりね(^^)
大学1年の春休みには、1か月間短期バイトで稼いだバイト代10万円をつぎ込み、KONTAさんが広告をしてたYA〇HAの電子サックスを購入。
結構練習したんですが、部品が壊れてしまって直らず挫折しました(T▽T)
杏子さんが出演した1996年の「ROCK TO THE FUTURE」というミュージカルも見ました。
女性バンドのボーカル役で、かっこよかったなあ。
サントラも買っちゃいました。
エンリケがやっていた「E.S.B」という、歌謡曲のカバーLIVEも楽しかったですね。
2001~2004年くらいの間に何回か見に行きました。
エンリケのホームページに「e’s voice」という日記のページがあり、よくLIVEとか愛犬の様子とか書かれてました
イマサもこの頃ブログをやっていて、ソロアルバムの進捗などを書いてくれていました。
結構その時の機嫌の良し悪しが文章に率直に出てくるので、ワクワクしたりハラハラしたりしながら読んでいましたね(^^;)トンガッテイタヨネ
コイソは完全に裏方に徹していたので、ほとんど情報は無かったなあ。
そんな感じで「いつかまたBARBEE BOYSとして再結成してくれないかな・・・」と淡い期待を抱きながら、私の20代前半は過ぎて行きました。
ついにBARBEE BOYSが動き出す!後編へ続く
そして2003年2月、全BARBEE BOYSファン驚きの展開が幕を開けるのです!
・・・が、ちょっと長くなり過ぎたので後編へ続かせていただきます(^^;)
自分のファン人生を振り返りながら書いてたら、楽しくてこんなに長くなってしまいました。
ガチオタってついつい熱く長く語るよね。ウザい? 引かないでね(^^;)
それでは、また。
※続きの中編はこちらです↓
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※BARBEE BOYSを聴いてみたくなった方は、2007年にデジタルリマスタリングされたベスト盤のこちらがおすすめ。全シングルとカップリング曲が収録されています↓
2010年の武道館LIVEのDVDはこちら↓
BARBEE BOYSのかっこいいPV集はこちら↓
デビューアルバム「1st OPTION」の30周年記念バージョンはこちら↓
1988年の東京ドーム公演の完全版DVD&Blu-rayはこちら↓
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