ハンドメイド作家のcaccio(カッチョ)です。
ハンドメイド作家を目指し、マーケットサイト・minneに会員登録し、さあガンガン作品を作るぞ!と意気込んでいた頃、10年物のアイロンが突然電源が入らなくなりました・・・( ノД`)シクシク…
夫が「裁縫を仕事にするんだから、今度はちょっといいアイロン買えば?」と言ってくれたので、しっかりした機能的な物を選ぶことに。
ネットで下調べしてみると、ただいまのアイロン市場はティファール・東芝・パナソニックの3社が主なシェアを占めているとのことでした。
各メーカー内でも安い物から高級機まで、またコードありとコードレスのタイプがあって色々と悩みました。
形状や重さや機能で人によっては合う・合わないがあり、一概に「これが最高のアイロン!」と言えるものでもないようでした。
現在アイロン選びにお悩みの方の為に、私が調べた各社の特徴、ユーザーによって向いている機能・向いていない機能等をご紹介したいと思います。
この記事をご参考に、ご自分にピッタリのアイロンをご検討くださいね。
ティファールのアイロンの特徴
ティファール製品の大きな特徴は、「スチームのパワーが強力」ということです。
かけ面全体にたくさんの蒸気穴が空いており、そこから大量のスチームが一気にブシューッ!!と吹き出るので、頑固なシワもサッと伸ばせるそうです。
また結構な重さがあり、本体の重さで衣類を自然にプレスできるとも。
東芝のアイロンの特徴
東芝は「美ラクル La・Coo(ラクー)」という製品が主力のようです。
持ち手の所が片方が開いているオープンハンドルという形で、私が今まで使っていたアイロンと同じなのでなじみがありました。
上位機種ではかけ面にボロンという素材が使われており、傷つきにくくて滑りもよいという魅力的なものがあります。
タンクの水を抗菌ガラスとプラチナボールで除菌して、水垢や目詰まりを軽減するという珍しい機能も。
パナソニックのアイロンの特徴
パナソニックは「WLシリーズ」という製品が主力のようです。
今までのアイロンのかけ面は先端が尖っていて後ろは平らな形状のため、後ろに下がるときにシワが寄ることがありました。
WLシリーズは前も後ろも尖った形状(横から見たどら焼きのような形とでも言いましょうか)なので、持ち替えずに前後左右にかけられ時短につながるそうです。
かけ面の縁にぐるっと一周蒸気穴が開いているので、スチーム噴射範囲が広く一気にアイロンがかけられます。
各社の製品を比較検討してみる
以上の特徴を考慮しながら家電量販店に実物を見に行きました。
まずティファールですが、確かに他社のものに比べると本体に重みがありました。
私が作るのは子供服や小物が多く、縫い代を割るなど工程ごとにちょこちょこと細かい所に何度もアイロンをかける必要があるので、重たいアイロンはしんどそうでした。
また、私はアイロン転写シートという布に字や絵を転写する材料を使うことがあるのですが、それをアイロンでプレスする時は平らな面でぎゅっと押し付けなければなりません。
しかしティファールのアイロンは、かけ面全体に蒸気穴が開いているため、プレスされている部分とされてない部分が出てしまいます。
以上の理由からまずティファールは候補から外しました。
同じ理由で東芝のLa・Cooの上位機種も外しました。
蒸気穴が多いうえに穴の所がライン状にへこんでいるため、転写シートがうまく貼れないと思ったからです。
La・Cooのコンパクト版のTA-FVX630は比較的平らな面があったので、これとパナソニックの製品を比較検討することにしました。
パナソニック製品は、上位になればなるほどかけ面の素材が良くなりすべりが良いとのことだったので、最上位機種(NI-WL703)と2番目の機種(NI-WL603)を比較してみます。
703はかけ面が「ミラーマジ軽」(☆5つ)、603は「セラミックコート」(☆4つ)でした。703の方がすべりは良さそうですが、10年物の安いアイロンを使っていた私にとってはセラミックコートでも十分だろうと思いました。
また、タンクの水をスプレーとして布に吹き付ける機能もあるのですが、703ではマイクロスプレーというより細かい霧状の水がスプレーできるようです。
これもあまりわからなそうということで、考慮しませんでした。
他には特に機能面で差を感じなかったので、より安価なNI-WL603を選びました。
最終的に選んだ製品はパナソニック・NI-WL603!
さて、東芝TA-FVX630とパナソニックNI-WL603を比較してみます。
どちらもコードレスのため、スチーム持続時間が重要です。
東芝は最長150秒。パナソニックは180秒でした。
タンクに入れられる水の量は東芝が80ml、パナソニックはなんと150ml!
今まで使っていたアイロンはタンクが小さく、アイロン中に何度も水を入れに洗面所に行くのが面倒だったので、これは大きなメリットです。
また、パナソニックにはスプレーがついていますが、東芝にはありません。
衣類の頑固なシワには、スチームよりも直接霧吹きでスプレーした方がきれいになる場合があるので、これは便利です。
パナソニックのタンクにはメタリン酸カルシウムというものが内蔵されていて、15年間も水垢の堆積を防ぐ(蒸気穴の目詰まりを防ぐ)というのも魅力でした。
東芝 TA-FVX630 | パナソニック NI-WL603 | |
スチーム持続時間 | 最長150秒 | 180秒 |
タンク水量 | 80ml | 150ml |
霧吹きスプレー | なし | あり |
水垢対策 | あり(抗菌ガラス) | あり(メタリン酸カルシウム) |
以上の結果、最終的に「パナソニック NI-WL603」に決定しました。
私にとってはこの機種が一番合っていましたが、他の方にとってはティファールや東芝の製品の方が合っているかもしれません。
どうぞこの記事をご参考に、ご自分に合った機種を探してみてくださいね。
この機種を実際に使用した感想をご紹介した記事もありますので、どうぞご覧ください。
現在、パナソニックのサイトではNI-WL603の後継機であるNI-WL604が販売されています。
603に比べると、水タンクの容量が150mlから160mlに増えています。基本的な機能は同じなので、どうぞご参考になさってください。
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