ハンドメイド作家のcaccio(カッチョ)です。
そろそろ夏本番。夜も寝苦しい日が出てきましたね。
特に子供は頭に寝汗をぐっしょりかいたりするので、枕カバーも汗でびしょびしょ・・・なんて事もありますよね。
そこで、夏にぴったりのさらさらとした肌触り、手ぬぐいで枕カバーを作ってみました。
しかも、100円ショップで売っている100円の手ぬぐい一枚で、本体と結び紐まで作れます。
洗い替え用に数枚作ってもお財布に優しい、簡単な枕カバーの作り方をご紹介します。
- 子供の大量の寝汗にお困りの方
- 市販の枕カバーは使いにくいと感じている方
- 市販品より安く枕カバーを作りたいという方
このような方は、この記事の作り方を参考にぜひ作ってみてくださいね。
目次
市販の枕カバーの不満点
皆さんは枕カバーを使っていて「うーん、ここはちょっと不満だなぁ・・・」と思う点はありませんか?私はいくつかあるんです(^^;)
1.ファスナー式は枕を出し入れしにくい
袋状になっていて出し入れ口がファスナーになっている枕カバー、ありますよね?
あれは、どうにも出し入れが面倒に感じてしまいます。
特にふわふわの綿で出来ている枕だと、入れる時に何度もカバーを振ったりしないと奥まで入っていかないですよね。
夏場は洗うのに何度も出し入れしなければいけないので、ちょっとしたイライラが溜まっていきます。
2.ストレッチ素材のカバーはずれる
次に伸び縮みするストレッチ素材で出来た、チューブ状の枕カバー。
こちらはセットするのは比較的楽なんですが、寝相の悪い子供が使うと朝には中央にギュッと寄ってずれてしまっているんです。
それで、カバーがかかっていない部分によだれがべっちょり・・・(T▽T)なんて事もしばしば。
3.タオルを直巻きは暑い
普通のタオルを枕に直接くるっと巻いてしまう方法。
これはセッティングも楽だし、あまりずれる事もないようです。
しかし、夏場に使うとなると、タオルのふわふわ感が暑い!
ループ状に毛羽立たせてある生地なので、ループの間に空気が溜まり、体温で温まった空気が逃げないのです。
汗はよく吸ってくれるでしょうが、途中で子供が暑くて枕を外してしまいます。
これでは本末転倒ですね(^^;)
手ぬぐいで作った枕カバーならオールオッケー!
そこでそれらの不満点を解消できる枕カバーを考えてみました。
という事で、早速手ぬぐいで枕カバーを作ってみる事にしました。
手ぬぐい枕カバーの材料
まずは材料です。
私が今回買ったのは、100円ショップ・Seriaの「手ぬぐい風タオル」です。
Seriaには、夏物コーナーにたくさんの可愛い柄の手ぬぐいが売られています。
どの柄も可愛くて目移りしてしまいましたが、「枕カバーに向いている柄」という基準で選んだのがこちらのおにぎりがたくさん描いてあるものです。
今回ご紹介する作り方では、手ぬぐいを真ん中で切って縫い合わせるので、大きな柄(例えば大きな犬が3~4匹描いてあるようなもの)だと柄がブツッと切れてしまうかもしれません。
なので、このような細かい柄だと途中で切れてもあまり目立たないので良いです。
ちなみにパッケージにはサイズが「約33cm×90cm」と書いてありましたが、実際に水通しした後測ったら「33cm×86cm」でした。
購入する前に使用する枕のサイズを測って、足りるか確認してから購入してくださいね。
また、手ぬぐいと同じ色の糸も忘れずに。
手ぬぐい枕カバーの作り方
それではいよいよ、手ぬぐい枕カバーの作り方をご説明します。
1.手ぬぐいを水通しする。
買ってきた手ぬぐいを「水通し」します。
水通しのやり方を詳しくご紹介した記事がございますので、参考にしてください。
特に市販の手ぬぐいは、見た目をパリッとさせる為に洗濯のりが付いている事があります。
また、色の濃い生地の場合、けっこう染料が溶け出てきます。
このおにぎり柄の手ぬぐいも、水通ししたら水がのりと染料で青白く濁りました。
結局5回ほど水を変えてすすぐ程溶け出てきたので、ぜひ裁断前に水通ししてください。
2.手ぬぐいの中央から4cm幅2本の生地を切る。
手ぬぐいの中央を測り、そこから左右に4cm幅の生地を1本ずつ切り取ります。
これは後で結び紐になります。
3.本体の生地を中表に合わせ、長辺を縫い合わせる。
本体の生地を中表(表側同士をくっつける)に重ね、長辺を縫いしろ1cmで縫い合わせます。
縫いしろはアイロンで左右に開きます。
4.開いた縫いしろを縫い留める。
3で開いた縫いしろがぐちゃぐちゃしないように、本体に縫い留めます。
5.本体の端を1cmの三つ折りにして縫う。
本体の切りっぱなしの辺を、アイロンで1cmの三つ折りにして縫います。
6.結び紐を作る。
2で切り取った生地を中央で切って計4枚にします。
長辺を縫いしろ1cmで2つ折りにし、端を縫います。
これを4本作ります。
7.結び紐を本体に縫い付ける。
本体の短辺の端から6cmの所に、6で作った紐を縫い付けます。
紐の端が出ないように注意して縫ってください。
手ぬぐい枕カバーの完成です!
以上で手ぬぐい枕カバーが完成しました!(≧∇≦)ヤッター!
完成品がこちら!↓
実際に枕にセッティングした様子がこちらになります↓
ちなみに使用している枕は縦35cm×横48cm×高さ5cmです。
これぐらいの枕にちょうどいいくらいですね。
後ろは紐なので、多少の大きさの違いには対応できると思います。
早速頭を乗せてみましたら・・・うーん、さらさらした肌触りが気持ちい~(^▽^)♪
取り外しも、裏返したカバーに枕を乗っけて紐を結ぶだけですから簡単です。
これなら洗濯する時にストレスなく気軽に交換できそうです。
「でも手ぬぐい一枚じゃ吸水性が頼りないわ・・・」
そのような場合は、まず枕にタオルを巻いて、その上から手ぬぐい枕カバーをかぶせれば、肌触りはさらさらのまま寝汗もたっぷり吸いこんでくれるでしょう。
使いやすい夏物枕カバーを手作りしてみましょう
夏の間は100円ショップに可愛い柄の手ぬぐいがたくさん並びます。
簡単に作れるので、洗い替え用に違う柄でいくつか作ってみてもいいですね。
まっすぐ切ったり、直線縫いだけで作れるので、お子さんの夏休みの手芸工作にもおすすめです。
市販品では不満だった方も、ぜひ一度作って使ってみてくださいね。
それでは、また。
☆☆ブログランキング参加中です。下の画像をクリックしてくれるとcaccioがとても喜びます^^)/ヨロシク!☆☆
にほんブログ村
↑ひよこちゃんツンツンしてね!
人気ブログランキング
↑こっちのひよこちゃんもお願いします!