ハンドメイド作家のcaccio(カッチョ)です。
今回は2020年1月19日(日)に渋谷公会堂で開催された、バービーボーイズのワンマンLIVE「突然こんなところは嫌いかい?」追加公演に行って来た感想をご紹介したいと思います。
目次
渋谷公会堂での追加公演が発表される!
バービーボーイズの代々木体育館LIVEチケット争奪戦が終わって、ホッと一息ついていた2019年11月。
またしても公式から驚きの発表がありました。
なんとLINE CUBE SHIBUYA、以前で言う渋谷公会堂(渋公)での追加公演を行うと言うのです!
渋谷公会堂と言えば、言わずと知れたバービーが解散LIVEを行った会場。
解散に気付かずいつのまにか解散LIVEが終わっていた私にとっては、28年間憧れだった場所です。
しかし、問題はそのキャパシティー。
代々木体育館は1万3千席ありますが、渋公は2千弱しかありません。
代々木がすぐにソールドアウトしたバービーですから、渋公の倍率は恐ろしい程高くなると予想できました。
もちろん私もファン仲間に渡せるようにマックスの4枚で応募!
しかし結果は撃沈!やっぱりね!(T△T)ウバァー!
でも、捨てる神あれば拾う神あり。
ファン仲間が当たったのを譲ってくれたので、なんとかプラチナチケットをゲットする事ができましたヾ(T∀T)ノワァイワァイワイ!
LIVE前にバービーカラオケでテンションを上げる
渋公LIVEの前の週、1月13日の代々木体育館LIVEで最高のパフォーマンスを見た私。
次はいよいよ渋公だ・・・!と、1週間ワクワクしながら待ちました。
※代々木体育館LIVEのレポはこちら↓
当日は代々木と同様、抜けるような青空。
この日はファン仲間とLIVE前にカラオケ行ってお昼を食べる約束をしていたので、13時に渋谷駅のハチ公前で待ち合わせ。
4人でカラオケに行って、バービーの曲をたくさん歌いました。
代々木では周りの事を考え大声では歌えなかったので、すごく楽しかったです。
2003年のLIVE EPIC 25の時に知り合った仲間なので、皆さん古くからのバービーファン。
選ぶ曲も「噂ばなしはM4」「-夜の街-」「Waltz」など、渋めの選曲w
もちろんメジャー所も色々歌って「バービー歌いたい欲」をたっぷり満たしました(^^)
ついに初めての渋谷公会堂へ!
16時半頃にカラオケを出て、渋谷公会堂へ向かいました。
先週の代々木に行った時に見かけてはいましたが、薄暗くなってからみるとカラフルな窓が光ってとてもかわいい建物です。

私は渋谷公会堂が新しくなったと聞いた時は改装したのかと思っていたのですが、完全に建て替えられたそうですね。
つまり28年前に解散LIVEをした会場とは別物・・・いやいや、それでも渋谷公会堂の名前は同じですからね!
「バービーボーイズの渋公LIVE」に来たんです!(と言い張る^^;)
渋公の隣りには公園のようなちょっとした広場があり、入場待機列ができていました。
この広場で他に来ているファン仲間達と合流し、開演前のおしゃべりをしていました。
開演時間が近づいて来た所でぼちぼち入場。
中はとても明るく、窓から渋谷の街並みが見えてとてもおしゃれな感じでした。
トイレも新しく、とってもきれい!
LINEの会社が運営しているだけに、1階のロビーにはひよこのサリー、2階のロビーにはクマのブラウンの巨大なぬいぐるみが置いてありました。


私達は2階の右寄りの席。
中に入ると代々木と同じ六角形のセットが組まれたステージが見えました。
代々木と違ってステージ前に幕は無し。ギターやドラムが見えていました。
2階席でもかなりの高さがあり、高所恐怖症の人は大変だろうなと思いました(^^;)

代々木はスケール感があって、こんな大きな所でLIVEやるなんてなんだかファンとして誇らしいような気持ちになりましたが、渋公はギュッと凝縮されたファンの密度を感じました。
プラチナチケットを必死でゲットした熱いファンばかりですから、開演前からなんとなく気迫のようなものが漂っていましたね。
バービーボーイズ渋公LIVEスタート!
開演時間から少し押した頃、客電が落ちておなじみの客入れ曲「男と女」が流れ出しました。
そして曲の終盤、ステージ袖からメンバーの出てくるシルエットが!
会場中から歓声が響きます。
そして「男と女」が終わると一瞬の静寂があり、代々木と同じ「女ぎつね on the Run」のアカペラコーラスが!
KONTAさんの「♪女ぎつね on the Run!」の声がすると会場の照明が一気に明るくなり、メンバー5人の姿が見えました!
衣装はたぶん代々木の時と同じ。
3階席からでも代々木の時よりはメンバーを近くに感じる事ができました。
セットリストはほぼ代々木と変わらずです。
- 女ぎつねon the Run
- 使い放題tenderness
- 泣いたままでlisten to me
- くちにチャック
- midnight peepin’
- STOP!
- CRAZY BLUE
- 無敵のヴァレリー
- タイムリミット
- ダメージ
- chibi(acoustic version)
- カリビアンライフ
- なんだったんだ? 7DAYS
- 目を閉じておいでよ
- ノーマジーン
- 三日月の憂鬱
- 負けるもんか
- 翔んでみせろ
- <アンコール #1>
- ぼくらのバックナンバー
- チャンス到来
- <アンコール #2
- まかせてtonight
- C‘m’on Let’s go!
渋公LIVEの印象深かったシーン
代々木の時と同様見所は盛りだくさんだったのですが、すべて書くとまた長くなっちゃうので、印象深かったシーンを箇条書きでご紹介していきます。
曲の感想は代々木とかぶるので、MCの内容を中心に書いてみたいと思います。
(注:細かい言い回しは違うと思います)
★代々木・渋公通して特に私が感動したのは、照明の美しさです。
10年前の時より技術が進歩しているのか、音に合わせて色が変わったり点滅したりとすごく計算されてるなと感じました。
ステージは緑でメンバーだけピンクとか「どうやって当てたらそんな風になるの!?」という照明もあって、魅了されましたね~。
★「泣いたままでlisten to me」の後にKONTAさんの最初のMC。
「Hey hello!会えて嬉しいぜ!」は代々木と同じ。
渋公ではそのすぐ後に「早速一つ聞かせてくれ!突然こんなところは嫌いかーい?」との質問が。
ジーザスとブレインはカットされてましたw
客席がそれぞれに答えると「一週間に2回もこんなセリフで人を誘うとは思わなかったぜ。
今はハラスメントとかコンプライアンスとかで『突然こんなところは嫌いかい?』なんて聞く事は許されないらしいんだ。
でもこんな所は嫌いだなんて言わせない。たっぷり楽しんでってくれー!」
★「STOP!」の杏子さん、この日はノッてましたね~。
男子メンバーを次から次に翻弄する様子は、まるで花から花へ舞う蝶のようでした。
その後のMC。「Hello!ようこそLINE CUBE SHIBUYAへ。
やっぱりLIVEは良いね!
今回の21世紀バービーボーイズは、アルバム『Plan Bee』をリリースしました!
8の日に情報をTwitterにアップしてるのでチェックしてください(客席から男性の「はい!」の声)よし、しつけが良い!(笑)
『Plan Bee』は暑い夏に秘密基地みたいなスタジオで、まずイマサとKONTAが二人で合宿して、二人で一緒に寝たらしいよ(笑)
そこにエンリケ・コイソ・杏子がジョインして、音楽が大好きって原点に戻って作れた作品なので、これからも『Plan Bee』『Play Bee』バービーボーイズを愛してください!」
★「ダメージ」後の杏子さんのMC。
「渋谷公会堂はバービーボーイズにとって特別な場所で。
私が手袋投げた時に、カメラマンさんたくさんいたんだけどサーッてよけて見事に落ちちゃった(笑)。
そんな思い出があったんだけど新しくLINE CUBE SHIBUYAってなって、全部探検してきました。
3階にはLINEのスタンプの3mくらいのクマちゃん、ブラウンがいるのよ。
3階楽しんでますか!(イエーイ!)
2階にはね、黄色いひよこのサニーちゃんがいるのよ(注:本当は2階ロビーにブラウン、1階ロビーにサニーがいます)
2階楽しんでますか!(イエーイ!)
そして1階は誰もお出迎えしてくれないんだよね。
でもバービーちゃんがお出迎えしています!(イエーイ!)
ではみんなの心が一つになった所で、我々の名前、バービーボーイズと呼んでください!(ザワつく会場w)
大丈夫、ちゃんと考えているわよ(笑)私達にはコイソがいるのよ!
代々木ではちょっとね、揃わなかったけど(笑)。
エンリケからご指摘があって「あれは杏子がちゃんとしないからだ」って。
(一回コイソのドラムを聞いてから)では、コイソカモン!
(ドラムロールから杏子さんの腕の振りに合わせてみんなで『バービーボーイズ!』
今回はぴったり大成功^^)
ワンチームになりましたー!
そう言ってたらエンリケのベースが変わっています。」
エンリケ「この人数でできるんだったら何で代々木で・・・(笑)
成功したの嬉しいんだけど、代々木でハズしたのは・・・(笑)」
杏子さん「勝手に暴走してましたw そしてコンちゃんの手にはリコーダーが・・・」
KONTA「えー、昔レコードというのは小鳥のさえずりという意味で・・・(以下長めのリコーダーに関するうんちくが続く^^)
・・・それよりも一言で言おう!バカが吹いても、リコーダー!(盛り上がる会場)」
杏子「そしてイマサもアコースティックギターですね」
イマサ「この後何も言えないよ、俺は(笑)」
★「chibi」の後のイマサのMC。
「どうも、ただいま。ここは我々が最後にLIVEやった時はまだ渋公で。
そっから28年たって、我々オリジナルメンバーでここにいて、君らと時間を共有できて、奇跡のようだね。みんなで喜ぼう。
ここめちゃめちゃきれいになって、名前もLINE CUBE SHIBUYAか。
我々も負けず嫌いなんで、一応バービーボーイズに21centuryなんて付けたけど、付けてもみんなはバービーって呼ぶだろうしw
いくらコニーちゃんがいようと我々はここは渋公だって言うし。
取り敢えずね・・・リコーダー(笑)あれがもう頭から離れない(笑)」
KONTA「100年に一回ぐらいウケる事言えるんだよw」
イマサ「どうしようかな・・・バカな歌を聴いてください」で「カリビアンライフ」へ。
イマサの「ただいま」って言葉、28年前の解散LIVEでKONTAさんが言った「あばよ!」に対する答えですよね。
あれから28年たって、バービーが「ただいま」って帰ってきてくれたんだなと思ったらぐっときました。
★「なんだったんだ?7DAYS」は、代々木と同じアコースティックから通常バージョンのアレンジ。
「♪オーアーオーオー」の長めコール&レスポンスもやりました。
曲が終わった時客席から「バービー最高!」と掛け声がかかるとKONTAさんが「俺もそう思うよ」と一言(もちろん会場大盛り上がり!)。
「ところが世の中には、バービーボーイズがお笑い芸人さんのユニット名だと思ってる奴がいるんだな。
バンド名だと思ってる奴の方が少ないかもしれない。
悔しいなあとは思うけど、俺たちが何もしてなかった10年間名前を伝え続けてくれていた訳だから感謝しておこう。ラモンと椿!ありがとよ!」
★「ノーマジーン」後のKONTAさんのMC。
「(少し静寂があって)これから火をつけるような事を俺に言えっていうのかい?
さっきも言ったけど『あんた』とか『お前』って言ったらパワハラなんだって?
俺たちの曲、大抵は『お前』って言ってるよ!(笑)
パワハラじゃない、パワフルだと言ってくれ。
37、8年前の渋公、一番最初もここだったんだよ、ソニーのオーディション。
そこでやったのがでかいとこでの初ステージ。
その後何度かここでやって、最後にやったのが1992年1月24日。
つまりあと5日たったら28年前のその日になるんだな。
で、あと5日たつと世の中は暗闇になるんだ。
月がなくなるんだよ。俺たちが出なくなってやってきた闇のような闇がやってくる訳だけど、大丈夫。
3日もたつと痩せた病み(闇)上がりの月が出てくるから。
それを三日月と言うのさ。三日月の憂鬱!」
★最後のたたみかけるような勢いのある3曲のうち、どこだか忘れたのですが杏子さんが客席に降りて最前列の端から端までダーッと走っていったんです。
これもひょっとして解散LIVEビデオにあったシーンをそのまま再現してくれたんじゃないかなー?(^^)
★1回目のアンコールの「チャンス到来」。
いよいよ渋公公演の終わりが近づいて来た寂しさと、今までバービーボーイズを聴き続けてきた30年間の色々を思い出し、しんみりとした気持ちで聴いてました。
本当にジーンと染み入るような感動を覚えました。
★2回目のアンコール。
ここまで代々木のセットリストとまったく同じだったため、最後に何か別の曲をやるのかドキドキしながら待っていました。
すると始まったのは代々木のお土産CDに収録されていた「まかせてtonight」。
Twitterにも書きましたが、代々木の辺りでちょっと人間関係のゴタゴタがありまして気分が落ち込む事が多かったんです。
それで気が滅入ってくると「私にゴキゲンなナンバーをください!(T△T)」って、すがるようにお土産CDの「まかせてtonight」を繰り返し聴いてたんですね。
全然意味は違うんですが、KONTAさんの「♪まーかーせてー!」って所が「俺にまかせろ!」って言ってくれてるようで、すごく救われたんです。
それでアンコールで生で演奏が始まったものですから、まるでバービーが励ましてくれてるように感じて、涙腺が崩壊しました(T▽T)ダー
なんか人生の辛い時や悲しい時には、いつもバービーの曲聞いて自分を奮い立たせてきたなぁって思い出して、中1の時にバービーボーイズに出会えて本当に良かったなぁって感じました。
★最後の「C‘m’on Let’s go!」が終わった時には、心から「バービーボーイズ、ありがとーっ!!」って叫んでいました。
今回はちゃんと許可を取ったのか、杏子さんが「写真撮っていいよー!」と言ってくれました。
2階席からは照明が光っちゃってあまり上手く撮れなかったのですが、友達に見せてもらったら珍しくKONTAさんと杏子さんが肩を組んで客席に応えている写真もありました(^^)
とてもあたたかい拍手に包まれて、メンバー5人は退場して行きました。
バービーボーイズの次の動きに期待しましょう!
ついに昨年から楽しみにしていた代々木と渋公LIVEが終わってしまいました(T T)サミシイ・・・
10年振りのワンマンLIVEでしたが、今回も本当にかっこいい、すばらしいLIVEでしたね。
私達の期待を裏切らない、80年代からずっと魅力的でい続けてくれているバービーボーイズ。
特に今回は誰かに指図される事なく、メンバーが楽しんでやっているのが伝わってきて、こちらもずっと楽しませてもらえました。
金曜の夜に聞く5人のラジオ、新譜のCDが届いて開ける時のワクワク感、テレビの前で今か今かと待っていたMステの出番、何年振りかで買った音楽雑誌、8の日に小出しにされるTwitter情報に歓喜し、wowowで特番だってよ!誰かwowow見れる人―!?と友達に聞いて回り・・・なんか中高生に戻ったような、懐かしい楽しさがいっぱいの半年間でした。
さてさてバービーロスのファンの皆様、一体今後はどんな展開が待っているのでしょうね?
前回は武道館の後9年何も無し!っていうドSなトラウマ作ってくれたバービーさん(^^;)
でも今回のLIVEを見る限り、バービーボーイズとしての活動も面白いじゃん!と思ってくれてるんじゃないかなぁ。
渋公でKONTAさんも「この先まだ何があるか分からない!」って言ってましたからね!
ファンはいつでも、いつまでも待っていますので、気が向いたらまたふらりと現れ惑わせてください(^^)
長いレポを読んでいただき、ありがとうございました。

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